徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(子宮頚がん)
~子宮頸がんの予防について
徳島大学病院 周産母子センター 講師 西村正人
子宮頸がんはここ20年の間に若年化しており、ピークは35-45歳になっています。ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が子宮頸がんのはじまりです。HPVの感染は多くの場合一過性に終わりますが、10-20%程度の方は感染が持続し、子宮頸がんの前癌状態である異形成が発生します。異形成になっても半数は自然に治りますが、進行した場合上皮内がんを経て浸潤癌となります。異形成が発生して、浸潤がんになるまでに5-10年かかるので、この間に発見すると簡単な治療で治ります。子宮頸がんの予防法は二つ。HPV感染を予防する子宮頸がんワクチンの注射と、定期的な細胞の検査です。子宮頸がん健診を2年に一度は受けましょう。
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