2022/01/23

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(大腸がん)

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(大腸がん)
徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(大腸がん)

大腸がん 痔と思ってませんか?

徳島大学病院 地域外科診療部 特任准教授 徳永卓哉

 

 便に血が付いていたとき、痔と思ってほったらかしにしていませんか?大腸がんは年々増えてきており、若年化も進んできています。大腸がんの予防には40歳から年1回の検診が推奨されており、定期的な検診を受けることで死亡率は約40%下げられることがわかっています。便に血が付いていたり、検診で異常を指摘されたりした場合は早めに専門医を受診し大腸カメラを受けてください。大学病院には5名の内視鏡技術認定が在籍しており、2017年からは直腸がんに対しロボット支援手術や経肛門的手術を導入し、より低侵襲な手術を行っています。また、化学療法、放射線療法を組み合わせた集学的な治療も行っており、大腸がんと診断された場合は是非ご相談ください。