2024/02/04

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(胃がん)

	徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(胃がん)
	徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(胃がん)

がん予防のススメ

食べる楽しみを大切に

徳島大学病院 消化器・移植外科 講師 髙須千絵(たかすちえ)

定期的にがん検診を受けていないと、早期に発見する機会を逸してしまいます。早期の段階ではほとんど自覚症状がないことを知っていただき、健康な人こそ定期的に検診を受けて頂きたいと思います。胃がんは早期に発見し治療すれば、5年生存率が95%以上である(ステージ1の場合)にも関わらず、日本で年間約5万人が亡くなられています。また胃がんの手術後は食事量が減るなど、食についての悩みが増えます。おいしく食事を食べる楽しみを少しでも増やすため、徳島大学病院では胃を残す手術や機能温存手術に積極的に取り組んでおり、全ての術式をロボットを用いた低侵襲手術で行っています。ぜひ定期的に検診を受けていただき、手術が必要になった場合にはご相談ください。