2025/01/26

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(骨のがん)

徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(骨のがん)
徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(骨のがん)
徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(骨のがん)

がんロコモにならないために

 徳島大学大学院医歯薬学研究部 脊椎関節機能再建外科学分野(整形外科) 
特任准教授        西庄 俊彦 ニシショウ トシヒコ

 

私は骨や筋肉といった運動器に発生する腫瘍を専門に診療しています。近年、がん治療の進歩により「がんロコモ」という問題が生じています。これは、がん自身やその治療によって運動機能が低下することで、「1. 肉腫や骨転移など、骨や筋肉の腫瘍自身による問題」「2. 抗がん剤のしびれなど治療の副作用による問題」「3. がん治療に集中するあまり既存の膝痛や腰痛が放置される問題」の3つに分類されます。予防としてはがん検診で骨転移になる前にがんを見つけること、がんになる前に普段から運動と栄養管理を行うことが重要です。詳しくは一度「がんロコモ」で検索してみてください。がん治療とともに「動ける」生活を目指しましょう。