徳島新聞に「がん予防のススメ」が掲載されました。(肺がん)
肺がんの予防について
徳島大学病院 呼吸器・膠原病内科 講師
荻野 広和
肺がんは部位別がん死亡数第1位の疾患であり、その予防が重要です。
がんの予防には一次予防と二次予防という二つの概念があります。一次予防はがんにならないための予防法、二次予防はがんになったとしても早期発見・早期治療するための方法であり、肺がんの場合、一次予防は禁煙、二次予防は主に検診での胸部X線になります。喫煙しない人が肺がんになることもありますが、喫煙が肺がんのリスク因子であることは間違いありません。一方、喫煙者でもその後の禁煙期間が長いほど肺がん発症リスクが下がることが証明されています。また40歳以上では、年に1度の胸部X線検査(喫煙者では喀痰細胞診も)が死亡率を下げることが証明されています。
これを機に是非この二つの予防法を実践していただければと思います。
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